名前の通り、建物に掛けたカーテンのような外壁。建物から独立しており、建物の自重・荷重は柱、梁、床、屋根などが支えています。取り外すこともできます。材質はアルミ、ガラス、チタン、セラミックなど。
現場で方立てを躯体に取り付け、窓などを組み合わせていく方法と、あらかじめ窓などを組み込んだユニットを作っておいて現場でユニットを組み立てる方法があります。
※躯体の項目を参照
※方立ての項目を参照

建具の溝にガラスや板などをはめ込んだとき、溝の中に入ってしまう寸法。または枠とドアが重なり合った部分の寸法。ちなみに、溝の中に入って見えなくなってしまう部分のことをのみ込みといいます。

化学薬品を使って強くしたガラス。

堀、手すり、パラペットなどの上部をカバーするもの。笠木と手すりを組み合わせた手すり付き笠木もあります。

電磁波のうち人間の目に見える波長のものが「可視光線」。可視光線が物体（ガラス、フィルムなど）をどれだけ通過するかの割合を%で示したものです。

表面に模様がある装飾性が高いガラス。ざらざらした「梨地（なしじ）」、霧がかかったような「かすみ」などがあります。

サッシや扉の4辺を構成する部材。上辺は「上框」、下辺は「下框」、上框と下框の中間にあるのを「中框」、戸先側を「戸先框」と呼びます。扉の部分をかまちだけで作り、ガラスやアルミをはめ込むドアを框ドアといいます。
※戸先の項目を参照

ガラスのかけら（ガラスくず）のことで、洗浄、粉砕などをしてリサイクルガラスの原料にします。

窓やドアの枠周りに取り付ける化粧材。
※化粧材の項目を参照

パイプなどの継ぎ目部分や接合部に挟んで、水やガスが漏れるのを防ぐ輪っか状のパッキン。ゴム製の他、金属製もあります。ガラスをサッシに施工するとき、サッシとガラスの間に挟むゴム製のパッキンはグレージングガスケットといいます。U字形のグレージングチャンネルと、ひも状のグレージングビードがあります。

＝ルーバー

フロートガラスを加熱し、風で急冷することで強くした「熱処理ガラス」。

光が均一に反射するように金属の表面を鏡のように仕上げること。

製品を組み立てたり、部品を取り付けたりするために、取り付ける側の材料を部分的に切り取ること。

鏡は、アルミニウムや銀などの金属をガラスの表面に蒸着させて作ります。銀引きは蒸発させた銀を蒸着したもので、アルミを蒸着したものに比べクリアに映ります。

建物の骨組み、構造体のこと。
※カーテンウォールの項目を参照

障子や窓などの、細い木や鉄で作った格子の目。くぎを使わずに木を組み付ける伝統の技術のこともいいます。細くひき割った木に溝や穴を施して、かんな、のこぎり、のみなどで調節しながら組んでいきます。障子や欄間などで見ることができます。

「裂け目」「ひび割れ」のこと。

＝グレージングチャンネル
※ガスケットの項目を参照

「軽量鉄骨天井下地」のこと。木造以外の建物で標準的に使われています。

階段の足が乗る部分（踏み坂）に対してほとんどが垂直に立っている板で、階段の段の高さ部分のことです。

天井、床、階段、敷居、鴨居など、構造材による建物の骨組みが完成してから使われる部材です。建物の構造には直接関係しないものの、使い勝手や環境に大きく影響します。造作材ともいいます。
※構造材の項目を参照

ガラスを加熱、溶融することで結晶させたガラス。耐熱性が高い。セラミックガラスともいいます。

上下か左右の溝に建具やふたをはめ込み、取り外しもできる開閉方式のこと。

アルミ板やガラス板が、ある特定の周波数のとき、急に音を透過しやすくなること。つまりある音域で急に防音性能が下がることです。

※特定防火設備、防火設備の項目を参照

柱や梁など、屋根や床の重さなどを負担する、建物の構造に関する部材のこと。
※化粧材の項目を参照

青みがない、透明度が高いガラス。白ガラス、ローアイアンともいいます。

部材の一番長い辺と直角、斜めに切断した端面。切りっぱなしのガラスの端部を磨いてエッジを削り落とすことを「小口（研磨）加工」といい、一般に平らに磨く平磨きと、カマボコの2種があります。小口とほぼ同じ意味を持つのはコバ。

※通則認定、個別認定の項目を参照